「保険ってそもそもどんなものなのか?」をじっくり考えたことはありますか?
ここでは、まず始めに「保険とは何か?」を知り、次に将来に向けてどんな保障(補償)の準備が必要か、
今後の人生に於けるライフプランの考え方、そして最後に自分に合った保険の選び方の順に分かりやすく解説していきます。

自分だけでは準備できない万が一のリスクに備える

普段、私達が生活を行っていく中には、様々なリスクがあります。

  • 「もし、大切な人がお亡くなりになってしまったら。」
  • 「もし、病気になって入院してしまったら。」
  • 「もし、転んでケガをしてしまったら。」
  • 「もし、車を運転していて事故にあってしまったら。」
  • 「もし、家が火事になってしまったら。」
  • 「もし、大きな地震がきたら。」
  • 「もし、海外旅行の途中でトラブルに巻き込まれてしまったら。」

例えば、万が一のことがあったら100万円ぐらい必要だなと思っているリスクがあるとしたら、いざという時に、100万円の余裕資金があれば対応は可能です。
しかし、これが万が一の時に5000万円必要なリスクの場合はどうでしょうか。余裕資金で5000万円捻出できる方は、少ないと思います。

では、こういった大きなお金を必要とするリスクにはどうやって備えるのか?
そこで考えられたのが、保険という制度です。

保険は「相互扶助(助け合い)」で成り立っています

保険を簡単に説明すると、

  • 大きなお金は一人だと準備出来ないので、同じリスクを持っている多くの方達で集まって、皆で公平にお金を出し合って共有の準備財産を作りましょう。そして、いざという時には皆で作った共有の準備財産を利用して、困った方を助けましょう

というものです。

保険は、万が一の事故や災害、病気などによって一定収入を維持できなくなったとき、ご本人様、周りのご家族の方の経済的損失を補填することを目的とした制度です。
保険加入者が公平に保険料を出し合うことにより、将来支払われるべき共有の準備財産をつくり、いざというときに経済的に加入者同士が助け合う「相互扶助」という理念が根底になります。